プラスチック成形金型の修理・補修・改造の総合窓口

金型修理メンテの基礎知識

バリ修理 その他

概要

バリとは、金型の成品部分からはみ出した余分な樹脂のことを指します。プラスチック部品の成形時に発生するもので、金型の合わせ面の隙間から樹脂があふれることによって生じます。  

注意すべきトラブルとその前兆

    • 糸バリの発生
    • 成形時のガスの逃げ方が異常
    • 金型にガス腐食が発生
    前兆として、加工時に糸状のバリがでてくると、それが発展してバリに繋がります。また、光の加減にはよりますが、樹脂によっては成形時にガスの逃げが見えることがあります。正常な場合はガスがスムーズに逃げますが、ガスが圧縮されているような場合は、金型にガス腐食が発生している可能性が高く、どちらもバリの前兆と言えます。

トラブルが与える影響

    • 成形品の品質低下
    • 金型の潰れ
    バリが発生すると、成形品の仕上がりなどに不具合が出て、組立時に問題が発生する可能性もあります。また、バリが金型の潰れを引き起こし、金型の寿命を短くする可能性もあります。バリが金型の摩擦や衝撃を増加させるため、修理や交換の必要性が生じる可能性があります。

トラブルの対処法

    • 金型の修理
    • 金型の清掃
    バリが発生してしまった場合は、金型の修理が必要となるため、プラスチック金型メーカーや修理業者にオーバーホールから依頼しなければいけません。   また、バリの発生を事前に抑制するには、定期的に金型の清掃を行うことが重要です。糸バリやガス腐食といったバリの前兆が発生するために、ロットごとに金型PL面を清掃するなど、常日頃からの金型メンテナンスが重要です。   当社では射出成形金型のバリ修理を数多く行っております。またバリが生じにくくなるようなガス逃げ溝の追加改造などのご提案も積極的に行っております。バリ修理でお困りの方は、ぜひプラスチック金型メンテセンター.comまでご相談ください。

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    【金型のバリ修理事例】 >>その他のバリ修理事例一覧はこちら
   

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