水漏れ確認 立ち上げ
概要
稼働前には、金型の冷却回路に接続した水ホースから水漏れが発生していないかどうかを確認する必要があります。
注意すべきトラブルとその前兆
- 金型から水が垂れる
- ホースから水が漏れる
- 製品に筋が入る
トラブルが与える影響
万が一水が漏れていると、金型に錆が発生するだけでなく、水漏れによる模様が製品に付いてしまいます。
トラブルの対処法
- 金型につないだ水ホースの漏れ確認。一度水を止めて、漏れ箇所を特定する
- カプラーのゴミが詰まっている、バラしてからゴミの除去
- カプラーが変形していたら、カプラー自体の交換をする
水漏れは水を使って検査をする方法以外にも、エアーを用いて検査をすることが可能です。エアーの検査は回路内の圧力を上げないため簡易に検査を行うことができ、冷却回路を1本ずつ検査していく作業となります。圧力が低下しなければ問題ないですが、低下した場合には漏れている場所を確認して修復を行います。