オーバーホール項目 その他
概要
金型点検の際に必須となる作業が、オーバーホールです。金型を部品単位まで分解してから、各部品の摩耗やかじり、錆の状態を確認してから、清掃・研磨などを行い、再度組立を行うことで、金型のライフサイクルを長くすることができます。
オーバーホール項目一覧
- パーティング面の凹み、傷、磨耗
- キャビティのコーナー部分の欠け、凹み
- スライドコアのガイドレールのかじり
- センターレールのかじり
- スプルーブシュのノズルタッチ部の凹み、変形
- スプリングの弾性が弱くなる
- 冷却水用カプラーの磨耗
- ストリッパープレートのかじり
- ランナーストリッパープレートのかじり
- ボルトの伸び
- ボルトのねじ山磨耗
- カートリッジヒーターのパンク、断線
- 冷却水穴内の錆び、目詰まり
- モールドベース周囲の錆び、かび
- 電線類の断線、ケーブル被覆の破れ
- リミットスイッチの接点故障
- ガスベントのやに詰まり
- フレームブロック経時変化による変形