イエプコ処理による表面粗さは、イエプコ処理前の狙い値で変わって来ます。例えば、放電による狙い値の表面粗さが10μmの場合、イエプコ処理にて3μm程度までの表面粗さまで仕上げることができます。もちろんこの値は、材質、硬度等でも変わってきます。
特に刃物の場合は、加工面には筋状に切削痕が残り、そして切削痕が深くなる場合があります。そのため、当社では放電・ワイヤーカット後のイエプコ処理を推奨しております。放電ワイヤーの場合は、材料を放電による熱影響により加工するため、加工面と接触せず、全体的にザラザラとした粗い加工面ができます。このように、放電加工では加工面の均等性があるため、イエプコ処理でも仕上げやすくなります。
当社では、最初からイエプコ処理を推奨はしておりません。お客様にてテストショットをされた際に、離型性が悪かった場合には、当社からもイエプコ処理を推奨させていただきます。当社でもイエプコ処理を行った金型の修理・メンテナンス・製造の実績は多数ございます。
当社では、射出成形金型の修理メンテのみにならず、射出成形の成形条件、射出成形金型の設計・製造のご相談にも応じております。射出成形のことでお悩みの方は、プラスチック金型メンテセンター.comまでお問い合わせください。
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