概要 |
こちらは、金型のオーバーホール依頼に関する事例です。
東北のお客様より移管された金型について、もともと成形性が悪いとのご相談を受けました。田植えの時期が終わり、生産も落ち着いたということで、プラスチック金型メンテセンター.COMにオーバーホールのご依頼をいただきました。
オーバーホールのために、まずは入子の分解から始め、金型のチェックを行いました。現場で確認すると、製品面全体にガスヤニが固着しており、写真の通り、全体的に黒く、または黄色く変色していました。最初はパーツクリーナー等で拭き取ってみましたが、ガスヤニは非常に頑固で、簡単には取れませんでした。弊社で使用しているガスヤニ専用の溶剤を使用しても、取れる部分と取れない部分がありました。特に平面的な部分は比較的取り除けましたが、凹凸のある部分は残念ながら完全に取り切ることができませんでした。
プラスチック金型メンテセンター.COMとしましては、時期的にかなりの数を打ちっぱなし状態で使用されていたことは理解しておりますが、製品部にガスヤニが付着した際には、ウエス等でこまめに拭き取っていただければと思います。
プラスチック金型メンテセンター.COMは本事例のようなガスのトラブルに対する対策をまとめた「射出成形におけるガスのトラブルにこれ一冊! プラスチック射出成形ガス対策ガイドブック」を公開しております。射出成型金型のガストラブルでお困りの方は是非ダウンロードください!
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