射出成形金型の腐食対策としては、金型の使用後に表面をモールドクリーナー等で洗浄をした後、防錆剤の塗布することが一般的かと思います。
また、金型の根本的な事でいいますと、
・金型製作時にステンレス系の材質を使用して、熱処理を施す
・製品面にメッキ、コーティングを掛ける
という方法もございます。
また、医療系の金型製作をされてる会社様から聞いた話では、モールドベース自体もステンレス系の材質に熱処理を施すことで、射出成形金型の腐食対策をしてるようです。
意外と感じられるかもしれませんが、金型の輸送時にも腐食対策の注意が必要です。金型を遠方に運ぶ事もあるかと思いますが、PL面のわずかな隙間であったり、中央スプール部から水が混入してしまう事もございます。
この腐食対策としましては、ラップ等で隙間をふさいだり、防錆シートを金型内に挟み込んだりという方法もございます。以前当社で実際にあった事例としては、海外から輸入した金型の中に、PL面にグリスが塗られており密閉されていた金型もございました。
このように、射出成形金型の腐食対策というのは様々ございます。当社では、お客様の業界、使用用途、使用頻度、輸送の有無、使用環境、など様々な点を考慮した上で、最適な射出成形金型の腐食対策を施すことができます。射出成形金型の腐食対策を検討されている方は、まずはプラスチック金型メンテセンター.COMまでお問い合わせください。
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