収納ケース蓋金型のバリ修理




| 内容 | 修理・改造 |
|---|---|
| 業界 | 日用品 |
| 材質 | PXA30 |
| サイズ | 800×600×504 |
お客様より、「成形品にバリが発生している」とのご相談をいただきました。金型の状態を確認したところ、固定型板部分のPL面(パーティングライン)に「潰れ」が発生しており、それによって生じた隙間がバリの発生原因であることが判明しました。そこで、プラスチック金型メンテセンター.COM に修理のご依頼をいただきました。
本事例は、型板のPL面が物理的に潰れて凹んでしまったことで、型締め時に金型同士が密着せず、その隙間から樹脂が漏れ出してバリとなっていました。潰れてしまった部分は磨き作業だけでは直らないため、肉盛りによる寸法の回復が必要不可欠な状態でした。
修理作業では、まず潰れた箇所に対して溶接処理を行い、失われた高さを再生しました。その後、溶接部の形状復元作業を行い、仕上げとして固定側と可動側のあたりを見る「合せ」を慎重に実施しました。この工程によりPL面の密着性が完全に戻り、バリの発生を解消して無事にお客様へ納品することができました。
PL面の潰れは、成形時の異物挟み込みや長期間の使用による疲労で発生する場合があります。こうした不具合を早期に発見し、製品不良を防ぐためにも、定期的なメンテナンスやオーバーホールを推奨しております。
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