プラスチック成形金型の修理・補修・改造の総合窓口

金型修理メンテの基礎知識

ここでは、射出成形金型の修理やメンテナンスに関する基礎知識をご紹介いたします。下記写真をクリックいただくと、各基礎知識の詳細ページをご覧いただけます。

  • 立ち上げ

  • PL面の掃除
  • 金型が分割される面のことを、PL(パーティングライン)面と言います。立ち上げ段階では、このPL面に防錆剤が残存している場合があります。そのため、金型の合わせ面であるPL面の掃除は必須作業となります。

  • 立ち上げ

  • 金型のグリスアップ
  • グリスアップとは、古いグリス(半固体潤滑剤)を拭き取って新しいグリスを塗りなおす作業のことを意味します。製品部はフッ素グリス、摺動部はモリブデングリスが使用されるのが一般的です。グリスをしっかりと塗ることで、金型の摩耗抑制や摺動部の動きを滑らかにします。

  • 立ち上げ

  • 水漏れ確認
  • 稼働前には、金型の冷却回路に接続した水ホースから水漏れが発生していないかどうかを確認する必要があります。万が一水が漏れていると、金型に錆が発生するだけでなく、水漏れによる模様が製品に付いてしまいます。

  • 立ち上げ

  • 各部の作動確認
  • 実際に稼働する前に、できる範囲で金型を手動で開閉したり、スライドさせる点検作業が必要です。機械で動作してからでは、異変にはなかなか気づかないものです。まずは手で動かすことで、異変を感知するようにします。

  • 稼働中

  • 動作音の確認
  • 稼働中には、まず金型の動作音を常に確認する必要があります。「ギギギ…」という音が鳴っている場合は、様々なトラブルが発生して、射出成形ラインにおいて大きな影響を及ぼします。金型稼働中は、いつもと違う音がしていないか、耳を傾ける必要があります。

  • 稼働中

  • 金型温度の確認
  • 金型稼働中は、金型の温度を確認する必要があります。設定温度の許容範囲外になっていたり、一部だけ異常に温度が高い場合は、冷却水回路におけるトラブルが発生している可能性が高いです。

  • 稼働中

  • グリスの切れ具合の確認
  • 稼働中に確認する項目としては、グリスの切れ具合もあげられます。万が一グリスが稼働中に切れてしまうと、金型がロックしたり、金型部品の破損が発生してしまい、射出成形が不可能となってしまいます。

  • 終了時

  • ガスヤニ清掃
  • ガスヤニとは、射出成形のロットが終わった瞬間に、固まった茶色い異物が金型に付着している状態のことです。このガスヤニによって、ガスが逃げ場につまり、製品のショートショットやバリ発生の原因になります。

  • 終了時

  • 錆止め
  • 金型の稼働が終了して、常温に戻ったら、必ず錆止めスプレーを塗布する必要があります。特に季節商品の場合は、一度使用しなくなると長期停止になるため、丁寧に厚めにスプレー塗布をする必要があります。

  • 終了時

  • 水抜き
  • 水抜きとは、カプラーを外して水回路から水を抜く作業のことです。1回路ずつ行わなければ、どこに水が残留しているかを確認することができないため、丁寧に行う必要があります。また、油を循環させて錆びないようにさせる場合もあります。

  • その他

  • オーバーホール項目
  • 金型点検の際に必須となる作業が、オーバーホールです。金型を部品単位まで分解してから、各部品の摩耗やかじり、錆の状態を確認してから、清掃・研磨などを行い、再度組立を行うことで、金型のライフサイクルを長くすることができます。

  • その他

  • キャップボルトの摩耗確認
  • 金型の入れ子部品やベースを締め付ける際に用いられるのが、キャップボルトです。しかしこのキャップボルトは、金型の使用回数が増加するに伴い、ボルト自体が伸びてしまったり、ネジ山がすり減ってしまう摩耗が起きてしまうため、定期的に金型のオーバーホールを行い、キャップボルトの交換をする必要があります。

  • その他

  • Oリングの摩耗確認
  • 金型部品として使用されるゴム製のOリングは、何度も金型を使用することでOリングがつぶれたり切れてしまうことがあります。成型中に製品に水跡がついてしまうようであれば、それはOリング交換のサインかもしれません。その際は、金型のオーバーホールを行ってOリングを交換する、さらにシリコンを塗って2重の対策をする必要があります。

  • その他

  • コイルスプリングのへたり確認
  • 金型のスライドコアの戻り、エジェクタープレートの戻りの補助的な役目をしてるのがコイルスプリングです。このコイルスプリングは、何度も金型を使用することでへたりが生じてしまうため、定期的に交換する必要があります。

  • その他

  • パーティングロックの摩耗確認
  • 金型が開くタイミングを制御するために使用される樹脂スリーブ型のパーティングロックは、樹脂部分が摺動部となります。そのため、金型を何度も使用することで、樹脂部分がすり減ってしまい、金型の開き制御が効かなくなってしまいます。そのため、定期的に金型のオーバーホールを行い、パーティングロックの交換をすることが必要です。

  • その他

  • スプルーブシュ ノズルタッチ変形
  • スプルーブシュとは、射出成形においてノズル部分から溶解プラスチックが移送される経路において、射出成形金型にはめ込んで使用する円筒形状の金型部品です。 スプルーブシュの周辺でよくある修理・メンテナンス事例としては、ノズルタッチ部のセンターがずれたまま成形を繰り返すことでノズルタッチ部が変形してしまい、樹脂漏れが発生してしまうことが挙げられます。

  • その他

  • 冷却水用 継手の破損
  • 冷却水用の継手部分は、普段はあまり修理メンテナンスの対象とはならない箇所です。しかし、金型を移動または分解、組立をする際に、ホース部分が引っかかって破損してしまうケースがございます。そのため、普段から金型を取り扱う際には、細心の注意を払う必要があります。 写真のうち、左側が破損した継手、右側が交換後の継手です。左側の破損した継手では、真鍮製のカプラー部分とゴムの部分に隙間が生じています。ここから水漏れが発生してしまい、漏電やサビ、火傷といったトラブルが発生してしまいます。

  • その他

  • ストリッパープレートのかじり
  • ストリッパープレートは、製品突出し時に作動する、射出成形金型においては非常に重要な金型部品です。しかし、重要な金型部品であるがために、かじりを起こしてしまうケースも多々見受けられます。 特にストリッパープレートの中央にある穴が開いた部分は、他の部品との合わせ部分になるため、製品突出し時に頻繁にかじりが起きてしまう箇所となります。 ストリッパープレートにかじりがある状態で射出成形を繰り返すと、鉄粉が製品についてしまったり、最悪の場合は生産が止まってしまう恐れがあります。その際は、かじり部分の削りや溶接による修理をする必要があります。  

  • その他

  • スライドコア摺動部のカジリ
  • スライドコアは、射出成形金型の開閉に伴って、内部でスライドする金型部品です。 特に長い期間成形を続けている場合、スライドコアのグリス切れにより摩擦力が増してしまうと、かじりが発生してしまうケースが多々見受けられます。 また、スライドコアの摺動部において、スライドコアとの硬度差がない場合にもかじりが発生してしまいます。 スライドコアにかじりがある状態で射出成形を繰り返すと、鉄粉が製品についてしまったり、最悪の場合は生産が止まってしまう恐れがあります。その際は、かじり部分の削りや溶接による修理、グリスアップ、また水管の清掃をする必要があります。  

  • その他

  • 水管詰まり
  • 射出成形において、金型の冷却は非常に重要な要素となります。しかし、水管内に錆が発生したり、水に含まれる不純物が堆積してしまうと、冷却水の通り道が狭くなり、冷却効率が悪化してしまいます。 冷却効果が悪化したまま射出成形を続けると、成形品の不良や金型のかじりなど、様々なトラブルにつながってしまいます。 そのためプラスチック金型メンテセンター.comでは、定期的な水管メンテナンスをお客様に推奨しております。    

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